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【Adobe Premiere Pro】文字起こし編集について

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【Adobe Premiere Pro】文字起こし編集について

お疲れ様です。

年末が近いですね。僕も年末の準備をぼちぼち始める段階になって一年の終わりを感じてます。
こないだ正月だったんですけどね〜‥‥‥。

僕が使ってるadobeのpremiere proという動画編集ソフトは毎年何かしら新機能が追加されたりするのですが、ここ数年で話題になったのが「文字起こしベースの編集」という機能です。

インポートしてる動画の音声を文字起こしする機能がありまして、この機能も精度が”思ったよりはいい”感じでよく使ってました。さらにこの文字起こしは再生中はカラオケのように追従表示したり、そこから「キャプションを選択」を押すと、動画に自動で字幕をつけてくれます。

従来は文字起こしは当然手作業でした。いちいち動画をプレビューしながら文字起こしするので膨大な時間と手間がかかっていましたが、この機能ができてから文字起こしにかかるのはほんの一瞬。しかもフォントやサイズを選んだら自動で字幕までつけてくれるので、作業効率爆上がりです。やはりAI。AIは全てを解決する。

「文字起こしベースの編集」ではさらに、文字起こし済みのソースメディアから文章を指定して、その文章を読んでる部分だけ抜き出すことができるようになりました。ですのでいちいちソースメディアをシーケンスに入れて、抜き出したい文章の部分を探してカットするという手間がなくなりました。
それだけでなく、文字起こしパネルから削除したい文章を指定してデリートすると、タイムライン上のクリップからもその箇所を消せたり、
「えーっと」「えー」みたいなつなぎの言葉も自動で削除できたりします。
この作業、手作業でやると地味に大変なんですよね。インタビューなどの文章がのる映像って、文章の前後関係も気にしながら編集しないといけません、なので文字起こししたデータがあって、しかもそれが編集中のクリップと同期してるというのは本当にありがたいです。

文字起こしの精度について

先ほど、精度は”思ったよりはいい”と書きました。

当然AIが文字起こししているので間違っている部分はありますし、日本語にはひらがな、カタカナ、漢字というように表記が3種類あるので、表記割れが起こることもままあります。
そこは手作業で修正していく必要がありますが、とはいえ文字起こしが一瞬で終わったことを考えれば全く二度手間でもないのがすごいところです。

それからソースの動画の音質や話者の話し方によっても精度は左右されますので、当然ながら録音の段階から良い環境で録ることが求められますね。

キャプション(字幕)について

自動文字起こしで作成したデータから、さらに自動で字幕を動画内で作成することもできます。

この際、テキスト専用のトラックに作成されるので他のクリップと若干操作が違う部分がありますが、そのほかは基本的に使いやすいです。

以前はキャプションを作成した後で文字起こしを修正しても反映されなかったので、修正がある場合はテキストのクリップを一旦削除してやり直すか、クリップを直接編集するしかなかったのですが、現在は文字起こしの変更も反映されるようになってました。

字幕の文章の切れ目がおかしい部分がある場合も修正できるのですが、文章の分割と結合の操作が若干めんどくさい部分があるので、そこは今後改善して欲しいです。

最後に

個人的には編集ソフトの革命くらいに思ってます。なんせこの機能、動画の内容によっては従来と比較にならないほど作業効率が良くなるので。
AdobeのソフトはこのほかにもAIを用いた機能が多数導入されていってるので、今後どうなるか楽しみです。
上の画像はAdobeのAI画像生成ツールである「アドビ ファイアフライ」で作った「宇宙戦艦ヤマト」です。
ヤマトだって言ってるのに、艦橋が二つあるってことはクイーンエリザベス号ですよねこれ。AIもまだまだだな。

おまけ

このブログ書いてる時に赤ちゃんが来ました。
はじめは僕の顔をじっと見るなり泣き出してしまいましたが、そのうち慣れて変顔をすると笑ってくれるようになりました。かわいいね〜〜

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