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冬季到来!冬の撮影で気をつけること三選

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冬の撮影で気をつけること三選

お疲れ様です。11月に入り、ハロウィンが終わって街もすっかりクリスマスムードですね。
まだ早いんじゃないの〜?と思ってたら、今朝から急に寒くなりすっかり冬らしくなってきました。
気づけば、今年一番楽しみにしていた映画「ゴジラ-1.0」も終わり、虚無感に襲われています。

冬場になり気温が下がると何かと撮影に支障が出ることがあります。
という訳で今回は個人的に冬季の撮影に気をつけていることをいくつかピックアップしてみました。

手の悴みには気をつけよう

いきなりそんなことかよと思われるでしょうが、カメラって小さいボタンの集合体みたいな機械なので、手が悴むと操作がおぼつかないんですよね

ボタンが押せないのもあるし、シャッタースピードや絞りを調節するためのダイヤルも回せないし、タッチパネルでの操作も一筋縄では行きません。

対策① カイロ常備

カイロは撮影の必需品だと個人的には思ってます。

カメラを操作してない時はカイロをにぎにぎして、少しでも指先を温めておくのがいいでしょう。

前回のプリプロの話にもつながりますが、特に演者がいる撮影などは、演者のケアも必要です。
撮影前に何か準備する立場(映画撮影では主に制作部や助監督など)になった場合は、秋から春にかけてはキャスト・スタッフ用に、大量の貼らないカイロを準備した方がいいですね。
貼るカイロは汎用性があまり無いので多少準備する分にはいいですが、メインは貼らないカイロの方がいいです。

対策②カメラマングローブを用意する

古今東西どんな場所でも寒い中でのカメラ操作はしんどいので、世の中にはカメラマングローブという商品があります。
簡単にいうと薄手の手袋なんですが、親指と人差し指、または中指までは第二関節から先が着脱式になっているものも多いです。

少なくとも手の大部分の面積は守っていれば操作困難になるほど悴む様なことは防げるので、あると便利かと思います。

ただ、価格が5,000~10,000円以上するものが多く、一般的な手袋と比べると若干お高めになっています。
なので、安物の指貫の手袋や軍手などで代用するのもありかと思います。それでも裸よりはマシです。

バッテリー冷えちゃう問題

これは実体験なのですが、昔、冬場の撮影の時に中華の安いカメラバッテリーで撮影していたところ、バッテリーが冷えていきなり充電がゼロになることがありました。それで現場が止まったので僕も冷え冷えでした。
純正のバッテリーは高くてケチってたのですが、その後純正を買いました。また同じことが起こるのは嫌ですからね。

安物のバッテリーだから、といえばそれまでなのですが、バッテリーにせよカメラ本体にせよ、電気を使ってる以上冷えは大敵です。
また、レンズも結露が起こって曇ったりするので同様です。

そう言った機材の冷えを防ぐために、世の中にはカメラ、レンズ用のヒーターが販売されてます。中にはカメラバッグに仕込めるタイプのものもあります。便利ですよね。
もしヒーターがなくても先ほどのカイロで温める手もあります。ただ直接当てると温度が高くなりすぎることもあるので、布越しに当てるなどの対策はいるでしょう。

静電気もヤバイ

(SDカードがおしゃれに並べられてるフリー画像、なんか面白い)

静電気の何がヤバイって、メディアの取り扱いですよ。

デジタルカメラのデータのやり取りは基本的にSDカードで行いますが、SDカードの裏面下部、金色の端子部分には絶対に触ってはいけません。

ここに静電気が流れると、中のファイルが破損してせっかく撮ったデータが消失します。そうなったら詰みです。

それから、他の人とSDカードのやり取りをする際にも直接手渡しするのは避けた方がいいと言われてます。
なにかしらの上に置いて受けとるなど、ワンクッション置く方が安全ですね。

というか、SDカードに限らず、また気温や湿度に限らず、記録メディアの端子部分を触るなんて御法度ですよね。ファミコンのソフトみたいに息でフーフーするのも唾が飛ぶのでダメですからね。ファミコンだとついやっちゃいますが。ファミコンの場合は再起動がベストらしいです。

さいごに

まあこの時期なんてね、機材がどうこうなんて関係なく全部のことが寒さで支障出ますからね。
そんな中でも撮影みたいな取り返しがつかないことは丁寧にしっかり準備した上でやらなきゃねってことですね。

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