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原始のパワーを食らえ!映像の構成の決め方

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お疲れ様です。

私もともと熊本の人間なんですけど、関西に来てびっくりしたことの一つに「梅雨に意外と雨降らない」っていうのがあります。
熊本は盆地なので毎年雨季になるとやれ豪雨災害だ土砂崩れだ氾濫浸水だって報道が連日あるくらい毎日めちゃ雨降るんですけど、
関西はまぁ曇りの日は多いですが、いうて雨降るのほんと数日だけで、気づいたら梅雨あけてるみたいなことありますよね。だからこそ発展してるんでしょうけどね。

というわけで待望の「ザ・フラッシュ」見てきました。
めちゃめちゃ良かったです。ヒーロー映画としてももちろんいいのですが、ギャグも笑えるし、いい話でした。

ヒーロー映画界隈ではもうお馴染みになった「マルチバース」の設定を使った作品ですが、今作は特に設定を活かせてたと思います。
マルチバースとは一昔前の表現だとパラレルワールドのことなんですけど、コミックヒーロー映画ではこの設定を利用して歴代ヒーロー勢揃いの理由付けに都合よく利用されてきました。
今作もその気がないではないんですけど、どちらかというとタイムトラベル映画の派生としてのマルチバース展開になっています。
タイムトラベル映画といえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」というわかりやすい名作がありますが、
過去にタイムスリップして「もしもあの時……」を実現させてしまったせいで、現代で大変なことになってしまう、という定番の筋書きに、本作では主人公の成長、ヒーローとしての葛藤、家族の問題などの展開が上乗せされることで、よりドラマに深みが与えられていました。

興味深いなと思ったのは、同日公開だったマーベルの新作「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」がほぼ同じ題材からストーリーが進行していながら、全く逆の結論に主人公が行き着いたことです。
「アクロス・ザ・スパイダーバース」の方も翌日見に行ったのですが、これまたマルチバースの設定をクレバーに応用した大傑作でした。

両作とも面白いことはもちろん、実は良作ともアメコミにそこまで詳しくなくても楽しめる展開になってるので、お時間があればぜひ。

インタビュー編集の構成決め、どうやったらいい??

今回はちょっと短めに

いま複数あるインタビュー映像をまとめて一本にする編集をしています。

インタビュー映像は一本あたり30分〜1時間程度ありまして、ここから全体の構成に沿ってお話ししてくださった内容をピックアップして並べ替える作業なんですけど、これがまぁ大変。
こちらで用意させていただいた原稿から、プラスアルファでいろんなことを教えてくださったり、またフリーでお話しくださった内容の中にも映像で使わせていただきたいお話しがあったりして、当初予定していた内容からさらに充実したインタビューになりました。
完成作品をより良いするものにするためにも、原稿だけを頼りに内容をピックアップすることはやめた方がいいと判断したのですが、さぁこれがどうしようかと……。
プレミアのタイムライン上でラベルわけして整理するにしても頭がパンクしそうになったので、なにかスマートなやり方を模索した結果がこちらです。

原始的かつシンプル 付箋作戦

百均に付箋とノートを買いに走り、とった手段がこれ。
語り部ごとに分類して、話してる内容を付箋に書いてまとめる。
全部ピックアップしたら、付箋を並べ替えておおまかに構成を決める。

私めの小さい脳みそではこれが限界でしたが、少なくとも情報は整理されました。

流石に内容をこのブログで載せることはできませんが、付箋に何を書いてるかを次項で紹介します。

付箋に書いてあること

文章は例文なので気にしないでください。

まず本文のところはインタビューの内容が書いてあります。概要だけでなく、その話がどういうふうに膨らむか、どう結論づけるかも書くと後々構成決めの時の判断材料になります。

下の「ラベンダー」というのはプレミアのタイムライン上のクリップの色です。プレミアにはクリップを色分けする機能があるのですが、それを使ってインタビューのトピックごとにラベル分けしてます。付箋の方にも何色にラベル分けをしないと、わかりにくいので記載しています。

その右の「荒木」と書いてあるところは語り部さんの名前です。本当は全員分付箋の色を変えた方がいいのかもしれませんが、そんなことしてると何色あっても足りないので書いてます。

この付箋一枚で、「誰が」「何について語って」「何色に振られてるか」がわかるようにしています。これを全員分、全内容分書き出して、紙面上で並び替えて構成を作ってます。

最後に

一応参考までにご紹介させていただきました。
本当はもっと効率的な方法があるのかもしれないな〜と思いながら延々と続けてます。

ではでは。

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