Blog

ブログ 

熊本出張の話をしようと思ったらケンミンSHOWみたいな記事になった件

目次

お疲れ様です。

だんだんと暖かくなってきました。

それに伴って花の粉が鼻をいじめる時制になってきました。毎年「例年の何十倍!!」みたいな報道を見て悲しい気持ちになります。蓄膿症になって完全に鼻が塞がってしまう前にお薬をもらわねば。

最近「OLD」という映画を見ました。「シックスセンス」「アンブレイカブル」でお馴染み、ほん怖系の映画を量産するM・ナイト・シャマラン(覚えやすい名前)監督の現時点での最新作です。

シャマラン監督の映画はホラーに近い作風なのですが、かといってグログロのゴア描写やジャンプスケア(いきなりデカい音を出してビックリさせる演出)がほとんどないのが特徴だと勝手に思ってます。

「OLD」もその点は健在で、”30分で一年”歳をとってしまうビーチから出られなくなった家族たちのお話で、めちゃ嫌な状況で嫌な体験をしながら頑張って脱出を図る嫌すぎる内容なのに、そういったホラー御用達の演出がないおかげでとても見やすくなっています。
なんなら意外と感動できる内容でした。

あとこの監督の映画はツッコミどころが多く、王道からは逸れた演出論がてんこ盛りで、あまり風呂敷を広げすぎない作風もあってか、なかなかレビューサイトなどではいい評価がもらえないこともしばしばあるのですが、20代も半ばになって年々勢いが削がれてきている自分にとってはた勢いでどうにかする内容のスッキリした映画くらいが今はちょうど良いです。嫌すぎる内容ですが、かなりサクッと見れる上に面白いので暇ならぜひ。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」が公開中ですが、予告を見ても全然見にいく気が起きません。MCU連続劇場鑑賞記録が途絶えるとしても、配信まで待てばいいやという思いが強いです。それより「BLUE GIANT」というアニメ映画が面白そうで、そっちは見に行こうかと思ってます。あ、ガーディアンズVOL3は死んでも見ます。

熊本出張(帰省じゃない)

先日、仕事があって熊本県に行きました。福島、三重、鳥取、名古屋ときていよいよ九州上陸です。思えば遠いところまできました。

実は、何度かブログにも書いたのですが、私は熊本出身なのです。今回の仕事では実家に泊まる(一緒にいった部長の奥野さんはホテルに泊まりました)こともあって、いく前はなんとなく帰省するような気分だったのですが、実際にいくとそれどころじゃありませんでした。

撮影機材があるため新幹線や飛行機はつかえず、日程の関係でフェリーも断念。となると、車で高速に乗って熊本までいくしかないという。

距離にして約700km(僕388万人分)、時間にして休憩込みで10時間(僕の50m走4500回分)という超長旅でした。

僕が帰省する時はいつも新幹線で、熊本駅のホームから降りるとクソデカくまモンの晒し首が出迎えてくれるのですが、今回はそれを見なかったので帰省した感はありませんでした。

ただ、いつもの出張とは違い多少ゆったりした日程だったので、熊本を満喫することは叶いました。今回は熊本出身の人間が熊本で楽しかったことを紹介します。

①馬刺し

うまい(馬だけにっつって)

なんでこんなにうまいのに全国区じゃないのか、生まれてからずっと疑問に思ってます。

熊本で育った僕にとって、馬は乗るものでも賭けるものでもなく食い物です。
臭みのない肉の味と馬ならではの弾力、熊本特有の甘口醤油と、わさびや生姜、ネギなどの薬味をのせて食べます。
いくら阿蘇があるとはいえ生育数が少ないのでその分すこしお高いですが、熊本に来たならまずは馬刺しと言って良いでしょう。

今回は僕が初めて関西方面の知人(上司ですが)を連れてきたので父がもてなしてくれました。サンクス

②ヒライ

「おべんとうのヒライ」は熊本を中心に九州に展開するお弁当屋さんです。

僕にとっては母の味といっても過言じゃありません。実際母がめんどくさがって夕飯を作らない時はヒライのうどんを啜ってました。

大手のほっともっとやORIGINとの違いはイートインコーナーがあること。
いわゆる「お弁当」のようなご飯と惣菜がセットになってるアレではなく、うどんやそば、カレー、丼もの、ラーメンなどをその場で注文して食べることができます。なか卯みたいな感じです。(ちなみになか卯は九州にはほとんどないようです。ヒライの独壇場なので。)

舌がヒライでチューニングされている手前言いづらいですが、地元贔屓とかではなくめちゃくちゃ美味い。僕も帰省するたびに海老天牛肉そばを食べにわざわざ行ってます。
上司奥野さんもカツ丼を食べたのですが、「いままで食べたカツ丼で一番美味い」と流石に大袈裟なことを言ってました。おそらくリップサービスだと思ったのですが、この次の日もヒライのカツ丼を食べていました。さすがに二日連続ヒライは僕も人生初の経験でした。

ただ父曰く「店は汚い」とのことでした。そこまで気にしたことないんだけどな……。

③市電

熊本では市電の線路があるクソデカ一本道を「電車通り」と言うのですが、この電車通り沿いで育った身分としては完全に日常の一部です。

ところが今回奥野さんが終始「チンチン電車の隣を走るのが怖い」「線路を跨いで曲がる方法がわからない」などと申しており、かなり新鮮でした。まず市電のことをチンチン電車と呼ぶことがなかったのもそうだし、僕と比べて運転にかなり慣れてる人が市電に苦戦していて、生まれた環境の違いや神戸と熊本の交通のギャップを感じ、あとシンプルに自分が慣れてるものに他人が怯えてるのを見るのが楽しかったです。

とことん線路を右折する道を忌避し続けて、結局一度も跨ぐことはありませんでした。
確かに熊本は田舎とはいえ車社会なので交通量は多く、慣れてないと怖いだろうなと自分が育った環境の相対的なシビアさを再認識しました。

ちなみに市電の中では熊本出身のコロッケさんや麦わらの一味のアナウンスが聞けます。

さいごに

と言うわけで、めちゃめちゃ熊本をエンジョイしたみたいな記事になりましたが、ちゃんと仕事はしたので!!!朝早くから稼働して夕方まで作業してたので!!!!そこは勘違いせんとってください!!!!!
まぁ地元民がいうのもなんですが熊本はかなりいいところです。観光地も多いし、飯もうまいし、田舎の割にはなんでもあるし………。もし機会があればぜひ観光に行ってみてください。今大阪に住んでる僕が言うんだから間違いないね。

(写真はうちの愛犬と上司の邂逅です。ありえないクロスオーバーなのでなんか変な気分でした。)

SHAREシェアする

一覧

HOME> ブログ >熊本出張の話をしようと思ったらケンミンSHOWみたいな記事になった件