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個人的印象に残った仕事オブザイヤー授賞式2022

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お疲れ様です。

年の暮れですね。
今年の2月には「もう一ヶ月が終わった」、7月には「もう半年終わった」、今月頭には「もうあと一月で今年が終わる」と飽きもせずに言い続け、気がつけば後1週間で2022年も終わりです。おそらく来年も同じことを言うのだと思います。

僕は今年、年男だったのですが、同時に厄年でもありました。
年男だからと言って別に何か変わったことがあったわけでもないのですが、厄年の方はかなり身に覚えがありまして、現に今年も後1週間というこのタイミングで体調を崩して寝込んでしまいました。
体調はほぼ回復しました。ただ、この5日間外に出てなかったもので、先程郵便を受け取ろうと一瞬ドアを開けたらとてつもない寒気の突風に襲われてドン引きしてしまいました。僕が寝込んでいる間に、世界は終わってしまったのでしょうか。

個人的印象に残った仕事オブザイヤー授賞式2022

今年もありがたいことにいろんな仕事に挑戦させていただきました。
仕事柄、現場ごとに毎回違う仕事があって、その分いろんな経験を積ませていただきました。(同時に多くのひどい目にあいました。)
まぁ今年も最後なので、総括として振り返っていきながら、今年の更新を締めくくりたいと思います。

第三位 怒涛のインタビュー撮影

振り返るも何も現在進行形で進んでるプロジェクトが第三位。

とあるドキュメンタリーを作成しようと、西から東へいろんな方にインタビューをさせていただいている最中です。
普段劇映画の現場はよく参加するのですが、このようなドキュメンタリーの制作を主導するのは初めてで、なかなか難しいなぁと思いながら日々撮影を続けております。
最初にある程度の構想があって、ある結論にたどり着く映像にしたいと思っても、
インタビューを受ける方は役者さんではないので、こちらが想定した通りのことを話してくれるわけではありません。
インタビューさせていただく中でこちらが知らなかった事実が出てきて新しく勉強させていただくこともあるし、
ある発言が欲しいと思って誘導すると、かえって映像で使いづらくなるジレンマもあります。

ただ、あるトピックに関しては、やはり皆さん同じ思いを持っていらっしゃって、そこが今後の編集の際におおきな引っ掛かりになると思います。
せっかくここまできたので、何とか完遂したいですね。

第二位 港のスタジオでの撮影

これもついこの間の現場です。M1とかでも後の方の出番のコンビが有利だったりするじゃないですか。アレです。(ウエストランド面白かったですが、オズワルドと真空ジェシカに勝って欲しかった)
撮影期間は4日間。僕は衣装部としての参加でした。
弊社はこの時期ほかの幾つもの現場が重なっていました。そのためチーフも現場に来れる日が2日しかありませんでした。
なので確実に全日参加する僕が衣装表や香盤を作り、日替わりで派遣されてくる同僚を手足のように使い現場で動いていたのですが。いやいやたいへんでした。
いろいろ大変なことはあったのですが、この現場に限って言えることは、まず

①撮影場所が遠い
こと。アクセスがいいとはあまり言えないところでの撮影だった上に泊まり込みでもなかったので、終電を逃すと絶望の未来が待っています。別にこれだけならなんてことないのですが、合わせて

②拘束時間が長い
こともあります。
まぁ皆さん、終電間に合わないんですよ……。スケジュールだとちゃんと終わる予定なのですが、誰がどう見ても絶対終わらないとわかるスケジュールだったので、現場の皆さんは鼻から諦めていました。
僕らはというと、弊社社長の方から現場に「終電で帰せ」というお達しがあったのもあり、なんとか全日帰りつけたのですが、聞いた話によると、役者さんは急遽ホテルをとったり、スタッフは美術倉庫で寝たりしたそうです。凄まじい。

③寒い
ただ寒いんじゃないんです。海沿いなので余計に寒いのと、スタジオが吹き抜けになってて風を通しちゃうっていうことに加え、暖房がつきませんでした。
スタッフは別にめちゃ厚着すればいいですが、夏設定のシーンの時の役者さんの苦しそうな表情たるや。そのまま外で待機とかもありましたから、さぞ大変だったでしょうな……。

まぁ上記三つは映像の現場ではよくあることっちゃそうなんですが、これが三つ揃うと凄いぜって感じでした。いやもうほんと、凄いぜ。

第一位 北方遠征

今年を象徴する現場です。
撮影期間は2週間。プラス準備とバラシの期間があったので、計一ヶ月ほど遠征してました。

まぁ当然しんどかったし、知らない人たちの中に一人で放り込まれたので、もう二度と参加したくないレベルで心細さが尋常じゃなかったのですが、北方の田舎、まぁなんせ景色が綺麗なんですよ。毎日心が洗われてました。心を洗いながら馬車馬のように働いてました。
海は透き通ってるし、山はでかいし、星は見えるし、旅先で出会った現地の方やほかのスタッフも皆さん優しくて、自分が馬車馬になってること以外は本当に恵まれた環境だったといえます。
ご飯も美味しかったです。

今年の最後に

そういえば、今年の漢字は「戦」でしたね。
発表をみたときに思わず納得してしまいました。
ロシアとウクライナの戦争やワールドカップ、そのほかにも今年はいろいろな「戦」がありました。
僕にとってもまさしく戦のような一年で、社会人2年目として、未熟さも持ちながらも、懸命に仕事と戦った一年だったかと思います。最後は病に負けましたがね。ガハハ

そんな僕の今年の漢字は「驫」です。何て読むのかは知りませんが、馬車馬のように働いた僕にはちょうどいい字だと思います。
こんだけウマウマ言ってんのに来年は兎年です。
それではまた来年。良いお年を。

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