年末だァァァッ!!!(wow wow wow wow)
目次
お久しぶりです。
気がつけば一ヶ月ぶりのブログ更新。
年末は死ぬほどバタバタしててなかなか更新できず申し訳ありません。
昨日は今年最後の満月でした。「今年最後」と聞くといよいよ今年の終わりを感じさせます。
そろそろ清水の舞台で今年の漢字が発表されるような時勢ですね。
去年はオリンピックイヤーらしい「金」の字でしたが、今年は何になるでしょうか。
僕の予想はズバリ、それは…「責任」ですかね。
このネタがわかる人はかなりネットミームに精通していると言っても良いでしょう。元ネタになった人も今年いろいろあった人でした。
最近全然映画見れてないんですが、「すずめの戸締まり」と「ブラックパンサー ワカンダフォーエバー」は辛うじて見ました。前者は今年ベスト級の感動、後者は賛否両論ですが、僕は好きな内容でした。
この二作と「アバター ウェイオブウォーター」をもって今年の興行も大詰めかと思いきや、ここに来て穴馬「THE FIRST SLAM DUNK」がまさかの大好評。自分はまだ見れてないのですが、これはチェックせねばね。
現場ようなれ
※画像ネタがないので、先日立ち寄った鈴鹿SAの写真。ブンブーン
11月末から、弊社スタッフはおのおの映画の現場やらなんやらで休みのない日々を送っていました。
かくいう僕もヘアメイクスタッフの方々に比べればまだまだではあるものの、今までにない頻度で現場を跨いでました。
今週もずっと現場の予定だったのですが、急遽諸般の都合で撮影延期になったので、こうしてブログを書いています。
以前から行っているインタビュー活動も並行して行っているので、一時は三つの現場を掛け持ちしていた状態でした。自分がここまで忙しくなると思っていなかったので、仕事を振っていただき有難い反面、大体どの現場もめちゃ朝早いので殺意と共に目覚めていました。
そういえば、いぜんからブログで何度か紹介もしている、たまに撮影を手伝ってくれる後輩のでっしーがヘアメイク側の正式スタッフになったので一緒に現場に行くことが多々あるのですが、まだまだ社会人としては甘さはあるので指導していく必要がありますが、ある程度簡単な仕事なら任せることができるので助かります。社会人として初めて部下ができたので嬉しさと厳しさと愛しさと切なさと心強さがあります。
予定変幻自在
※画像ネタがないので、三重に撮影に行った際のカメラ
華々しい映画の裏には、知られざる闇が……
というほど大層なものではありませんが、やはり人からみられる娯楽を作る世界において、それを生業としている人々は普通の仕事とはまた違う苦労があります。
たとえば、撮影現場も必ず最初にスケジュールを立てます。全日のスケジュールを「総スケ」、1日ごとのスケジュールを「日スケ」「日々スケ」と言います。
ですが経験則上、この日スケや総スケが想定通り行くことがほぼありません。大体遅れていくので押します。
原因は様々あります。スケジュールを組んだ助監督の見通しの甘さ、考え込んじゃう監督、スタッフのミス、役者都合、機材トラブル、天候などなど。
これは特定の現場だけに起こることではなく、大なり小なりほとんどの現場がそうなります。撮影現場は必要とされる要素が多く、スタッフやキャストも全員同じ会社から派遣されてくるわけではありません。機材も多く、撮影場所も借り物。ましてや晴れのシーンが撮りたいのに雨が降ろうもんなら、すべてがパーなのです。そして一つでも不具合が起こると、現場の全てが停止します。
そして限られた予算の中でこれらを円滑に進めるためには、スタッフそれぞれが作品に対して明確なヴィジョンを持って一枚岩になって当日に臨むことが望ましいと言えます。そのためには演出部とその他の部署できちんとヴィジョンを共有する期間が必要になるのですが……ほとんどの場合はそれは叶いません。なんせみんなそれぞれ忙しいので……。
とはいえ、スーパー助監督と手の速いスタッフが揃えばその場しのぎでもスケジュール通りいくことがあります。この時はハッピージャムジャムって感じです。
なので現場が押すこと自体は当然のようにあるのですが、これも流石に限度というものがありまして、役者やスタッフの終電時間を無視したり、そのアフターケアもろくにしない現場だってあります。労基法は死んだ。
僕も撮影現場や今ブログを書いてるオフィスに寝泊まりしたことが何度かあります。そうなると一周回って楽しくなくもなくもないです。
コミュ強転身
※画像ネタがないので、道路を横断する映像事業部長fromオフィス
反面、この忙しくしている数週間は実りの多い時期でもありました。
今回、衣装部として入ったとある現場で、はじめて衣装香盤を作りました。香盤とはなんぞやというと、スケジュールと照らしてどのシーンに何の衣装を使うかの早見表みたいなやつです。小さい頃持ってたポケモンの攻略本に乗ってたタイプ相性表にそっくりです。
いままではチーフの人や助監督が作った香盤で動くことが多かったのですが、それだとなかなか自分で覚えられないんですよね。そのせいで結構ミスとかもありました。
ところが今回はチーフがほとんど現場に来られない状況だったので、板付で現場にいる僕が作成して自分で管理することになりました。するといかんせん自分で作ってるので、自然となんとなく覚えてるんですよ。香盤なんて学生の時ぶりに作りましたが、今でも作れてしかも自分で覚えていられることがわかったのは進歩でした。
あとシンプルにいろんな現場に行く中でかなりの人数と話す機会があったのはよかったです。普段は職場と家の往復しかしないので、いい刺激になりました。衣装部として役者さんともお話しする機会が多かったので、とても楽しかったです。
最後に
とりあえず現場はひと段落したのですが、今年はまだまだ仕事が残ってるのでなんとか年末ギリギリまでに片付けて、帰省して愛犬を吸おうと思います。
今年も法の範囲ではいい子にしてたので、サンタさんにAlpha IndustriesのMA1と新型iphoneとPS5をおねだりしたいと思います。それでは。
※画像ネタがないので、神戸三宮シアターエートー前にいたデッカイニャン