Blog

ブログ 

炎天下で撮影でした。

戻り梅雨は死んだ

目次

お疲れ様です。

ホーホッシオンイー シーセンウーマ

最近は死ぬほど暑いし、嫌なニュースばかり続いて何かと憂鬱なので、インスタで犬と赤ちゃんが戯れている動画を見るのがマイブームです。
私は年下の兄弟もおらず親戚も少ないのであまり赤ちゃんと触れたことがなく、正直あまり好きではないなと思っていたのですが、犬と戯れているところを見るとだんだん可愛く思えてきました。犬経由で父性が目覚めるなんてね…。
赤ちゃんに強めにガシガシされてもあまり動じない犬って、意外と頑丈なんですね。私も今度実家に帰ったら飼い犬にガシガシしてみようかと思います。

最近ホラー映画が熱いです。評価の高い「ブラックフォン」「女神の継承」「X」など話題作が続々公開されています。
その中で私は最近「呪詛」という台湾のホラー映画を配信で見ました。

この映画は数年前に本国で公開されるやいないや、とんでもない興行を叩き出したそうで、日本でも公開が待ち望まれていたらしいです。全然知らんかった。
結局日本では劇場公開ではなくネットフリックスで配信されるのですが、配信当日からSNS上で大バズり。連日ランキングトップ入りしています。

ある妊娠中の女性がとある出来事で呪いを被ってしまい、そのせいで両親が事故で半ば不審死。それ以外にも身の回りで恐ろしい出来事が起こり続け、女性は精神を病んで生まれた愛娘を手放します。
その後、精神病院で「呪いなんてないさ」というセラピーを受け、数年後ようやく立ち直って、一度は手放した娘を引き取って念願の家族での生活を始めるのですが…というのが大まかなあらすじで、

特筆すべきはこの映画の構造です。この女性が呪いを受けてしまった「ある出来事」をえがく過去編とも呼ぶべきエピソードが、本筋の間にたびたび挿入されます。
ラストに近づいていくほどに女性に何があったのかが明らかになっていき、呪いの正体がわかっていきます。
この過去編が挿入されるタイミングも呪いの正体も、とにかく最悪(褒め言葉)で、不快度指数と面白さが比例するようにどんどん盛り上がっていきます。
「パラノーマルアクティビティ」や「search」のようないわゆるPOV方式の映像で、主人公の持ってるビデオカメラやスマートフォンのカメラ、監視カメラなどの映像だけで構成されているので、作為感がなく、より緊迫感を煽ります。
そのほかにも映像のギミックも面白いものがあり、演出も「映画」という枠に収まらない尖り方でとても楽しいです。
冒頭から生理的不快感を催す映像のオンパレードで、ジャンプスケア(大きい音でビビらせるやつ)も多少あるのでホラーが苦手な方は覚悟する必要があります。

これ以上はもうネタバレになるので何も言えないのですが……できるだけたくさんの人に見てほしい映画です。皆さんも見たら誰かにおすすめしたくなること間違いなしです。

体が 夏にな る

情報解禁がまだなので、またもぼんやりした内容のブログになってしまうことをお許しください。

昨日、狂うほどの、猛るような炎天下の中で撮影でした。

私は久しぶりに衣装部として連れて行っていただきました。
毎年ある現場なのですが、私は初めて行く撮影だったので、緊張半分、不安半分、期待半分の150%で参加してきました。

スタッフも演者さんたちからも「暑い」「今日はやばい」「焼ける」との声がちらほら。
日が雲に隠れると多少涼しくなると同時に、日光の整合性が取れなくなるため撮影が止まるので複雑な心境でした。

撮影が終わる頃にはスタッフさんたちの肌は真っ赤に焼け、かくいう私も真っ黒に焦げた腕で今このブログを書いています。

熱中症対策は万全に

炎天下の撮影は毎年つきものですが、もちろん熱中症対策をしないと本当に死にます。

基本は直射日光を避けることと水分補給です。

昨日はロケバスに大量の飲料がありました。私は日焼けで顔が赤くなってたせいか異常に心配され、他のスタッフさんのご好意で水やお茶を一人で2リットルも飲みました。申し訳ねぇ。
水分を摂るのは大事ですが、水だけ飲むと体内の電解質のバランスが崩れて返って熱中症の原因になるので、麦茶やスポーツドリンク、経口補水液が良いそうです。私は経口補水液を飲んだことがないのですが、なんとなく塩辛いのかな?と予想しています。
撮影なので外に持ち歩くことになるのですが、長時間外にいると水がお湯に早変わりしてしまうので、保冷できるボトルホルダーがあると良いです。私は昨日ボトルホルダーを持っていたにもかかわらず何故か使わなかったので水とお湯を交互に飲むハメになりました。

直射日光を避けるために、帽子を被ったりタオルを巻いたりするスタッフが多かったです。カメラマンさんは目以外を帽子とタオルですっぽり覆っていたのでいつでも犯罪が犯せる見た目でした。
一緒に入った弊社のヘアメイクスタッフの方は日焼け防止のアームカバーをつけていました。
「それって暑くないんですか?」と私が聞くと、
「腕を振り回せば涼しいよ!」と言っていて、エレキッドみたいだなと思いました。

きのうはロケバスが出ていました。
ロケバスは基本キンキンに冷えているので、まさしくオアシスでした。
私は稼働中は基本ロケバスの中に入ることはなかったのですが、荷物の出し入れする際の短い時間に両腕だけロケバスに突っ込んで手首を冷やしていました。手首を冷やすと体温が下がると教えてくれた中学時代の友達に感謝。

役者さんたちも出番じゃない時はロケバスか日陰で待機でした。
各自小型のサーキュレーターを持って、首に当てたり服に突っ込んだりしていました。
私もサーキュレーターがはやりたての頃には「最近の若者は根性がなっとらん!俺は絶対にこんな小さい扇風機なんか買わんぞ!」と思っていたのですが、さすがに買おうと思います。

最後に

家に帰り着くと身につけている全ての衣類が汗でグショグショ、肌は茹蛸のように赤く、目はショボショボ、頭にはほのかな痛みを宿していました。無論風呂入って薬飲んで寝ました。

こんなクソ暑い日が続いてるのにまだ7月です。
これからますますの猛暑が予想されるので、皆様も体調管理にお気をつけください。

SHAREシェアする

一覧

HOME> ブログ >炎天下で撮影でした。