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脚本って、ナニで書いてますか?

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お疲れ様です。

あち〜〜〜〜〜〜〜〜〜ですね。
もう10月だってのに昼間は30度まで上がるし、やってらんね〜ですね。
むかしは「残暑ざんしょ」とかいう暑いのに寒い駄洒落をよく言ったものですが、「ざんしょ」なんていう人見たことないですよね。スネ夫のママかよってね。
でもおそらくここから11月にかけて一気に冷え込むのでしょうし、体調管理にはお気をつけください。

脚本、何で書いてますか

本日は少し短めになるかと思います。
みなさま、脚本を書いたことはありますか?
僕は映像系の大学に通っていた関係で、課題や作品制作で何度か書いたことがあり、今も手をつけているものがあります。
脚本なんて最悪原稿用紙に書けば良いのですが、やはりPCのワープロソフト等で書くことが多いかと思います。
ただ、実際の脚本を読んだことがある方ならお分かりになるかと思いますが、なんかよくわからない書式で書かれてますよねアレって。
今回は脚本の書式の確認をしながら、環境に応じたおすすめの方法を提案してみようと思います。

脚本の大まかな書式について

脚本がどんな感じかわからない方のために、上の画像で大まかに紹介してみようと思います。

まず、柱というものがあります。鬼退治をするわけではありませんが、ここに「何個目の柱か」の番号と、その後の展開が行われる場所、中か外か、時間帯などを書きます。

次に縦半分から下にト書きといって、どういうアクションをするかの指示を書きます。気を抜くとここをポエミックに書いてしまうことがありますが、わかりやすく書くことが大事です。ちなみに「ト書き」の由来ですが、セリフの次に発言者を指して「と、〜〜をする」と表記していたことからト書きと呼ばれるようになったと聞いたことがあります。

そしてセリフを書くときは上半分に人物の名前を書き、下半分に「」つきでセリフを書きます。

上の図の二つ目の柱はちょっとした実践です。これから書いてみようと思う方は参考にしてみてもいいかもしれません。

ね?へんな書式でしょ?

知らなかった人も前項を見てもらってわかったかもしれませんが、このように脚本には謎のテキストボックス、謎の段落などがあり、慣習で根付いたとしか思えない特殊なフォーマットがあります。
これを自分でwordなどで再現しようもんならまあ大変。それだけで時間が奪われ、手段と目的と天と地がひっくり返り、世界は破滅の一途を辿るでしょう。
しかしそこはネット社会。インターネットの海に出てみると、有志の方が色々な方法でこの問題を解決しています。

大正義「O's Editor」

「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う」

めっちゃいい言葉〜
これは「東京物語」で有名な映画監督、脚本家の小津安二郎の言葉です。

その小津安二郎が名前の由来になったと勝手に思っている(ソースが見当たりませんでした。オズの魔法使いかもしれません)のがここで紹介する「O's Editor」です。
僕も大学一年目で脚本の先生からこれをお勧めされました。
脚本執筆に必要な機能が全て用意されてます。多少慣れはいりますが、これさえ使っておけばまあ間違いありません。
30日間のトライアルがあり、2000円でライセンス購入できます。うまい棒200本我慢すれば買えます。安い。
”WindowsOSを使用している方は”、これが断然お勧めです。

Wordで粘るのもあり

そんな、O's Editor、一つ弱点があります。
それは、「Mac OSに対応していない」点。
私、今年に入って長年使っていたダイナブックを見限ってMacBookに変えたのですが、いざO's Editorを入れようとしてびっくり。
諦めてWordで妥協することにしました。
しかし、ネットを眺めていると脚本用にテンプレートを作っている方が多くいらっしゃって、それもなかなか使いやすいものでした。
Pagesを利用される方でも、wordのテンプレートデータをそのまま開けます。
脚本書いてみよう!と思うお金がない学生さんやアマチュアの方も(自分もほぼアマチュアですが)、いちどチャレンジしてみてください

今日はネタ切れにつきここまでです。ではまた。

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