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編集初心者のための軽いノウハウ

目次

自己紹介

まずは、弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます!

弊社はヘアメイクや動画制作を専門に行っております。

私は荒木と申します。営業担当兼、たま〜〜〜に動画編集も担当しております。
好きな映画は「マスク」、好きなゲームは「スーパーメトロイド」、好きな散歩コースは川辺です。音楽を聴いたり、写真を撮るのも好きです。

ブログを担当するのは初めてなので、至らぬ点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします!

動画編集で思うこと

「たま〜〜〜に動画編集」もすると書きましたが、じつは僕が動画編集を始めてからまだ一年程度なのです。
編集ソフトはadobeの「Premiere pro 」を使っています。一応「EDIUS」もさわれます。
元々、映像系の勉強をしていたのである程度の知識はあった(つもり)のですが、それでもいまだに分からないことも多く、勉強の毎日です。

「どのアイコンをクリックすれば何ができる」みたいなことは検索すればすぐに調べることができますが、経験値から身につくノウハウ的なものはなかなか教わりにくいものです。

とくに僕が常に困っているのは、「トラックの使い方」についてです。編集の案件があるたびに違うやり方を試しているような気がします…。

今回はその辺も交えて、僕が実践している編集方法を軽く紹介します。
同じく編集初心者の方の参考になればいいな〜と思っております。
また、もし編集に自信のある方がいらっしゃるようでしたら、アドバイスをいただけると幸いです。

動画編集を始めた頃のタイムライン

こちらは僕が動画編集を始めてすぐの頃のタイムラインの「再現」です。

おそらく、編集を始めてすぐの方はトラックをどう使っていいかも分からず、一つのトラックで全てを完結させてしまうのではないでしょうか?

もちろん、内容によってはこのタイムラインで全く問題ないと思います。トラックは整理されていればいるほどわかりやすいですし、あとで修正もしやすくなります。

しかし、せっかくならば複数のトラックも使いこなしたいと思うのが人情…。

今のタイムライン

こちらは直近で担当した編集のタイムラインです。
まだまだ半人前ですが、初期の頃よりはトラックを使いこなせるようになりました。
代わりに整理整頓はあまりできてないですが、一応これでもきれいにした方なんです。許してください…。

ビデオの1〜3トラック目は本編に当たるクリップです。編集の過程でトラックが分かれてしまっています。中にはエフェクトなどのクリップもあります。
また、編集途中でわかりやすいようにラベル(色)分けもしています。この画像になる頃にはわかりにくくなっていますが、ラベル分けに関しては後で説明します。

ビデオの5トラックにあるピンク色は字幕のクリップです。僕の場合、映像のクリップと混ざると厄介なので、一行開けて配置しています。

ビデオの一番上にあるのはシネマスコープ(映画の上下にある帯)のネストクリップです。ネストとは複数のクリップを一つにまとめることですが、この場合は黒のカラーマットを上下にずらして無理矢理シネスコを作ったものを一つにまとめています。このように、今後一切触らないであろうクリップはさっさとネスト化したほうがスッキリします。

クリップの整理は納品する映像にあまり影響しませんが、少なくとも「どのクリップがどこにあって要るか要らないか」をひとめでわかる状態にしておくことは、時間短縮やミスを減らすことにつながります。大事です。

オーディオの1トラックはBGMです。
余談ですが、学校の音響の先生いわく、「BGMとは映画の劇中で流れる曲ではなく、背景のお店や車から流れている曲のことをBGM(バックグラウンドミュージック)という」らしいですが、めんどくさいので「便宜上BGM」ということでいいと思います。

オーディオの2トラックはセリフです。字幕のクリップがあることは先述しましたが、その字幕と対応していることは画像を見ていただければわかると思います。

また、セリフのクリップに合わせてBGMのクリップも切り刻まれていますね。これは、セリフがあるところだけBGMのボリュームを下げています。その際、急に音がガクッと下がると流石に不自然なので、クロスフェードなどをかけてあげるとちょうどいい感じになります。

ラベル分けについて

編集が進むにつれて、異なるシーケンス同士を合体させたり、構成を変えたり、新しいクリップを前に挿入したりすることもあります。
その際に、いちいちどれがなんのクリップかを再生しながら振り返ったりしているとかなり時間がかかるので、ある程度構成をラベル分けしておくのをお勧めします。
何度も書くように、クリップを整理整頓しておくのは大事です。

それにしても、premiereではラベルの色を決める際に「ラベンダー」「カリブ海」とかいうふうに名前がつけられています。これ死ぬほどわかりにくいのですがなんなのでしょうか。「赤」「青」とかでいいと思いません?僕はそう思います。

編集の途中段階

2つ前の画像の右端の方に黄色く色分けされた一群がありますが、こちらはその一群の編集途中です。

きったないですね。

右肩上がりにクリップが積み重なっています。
この撮影では大量の素材があって、それをあたかも一連の動きのように見せる必要がありました。
なので、大量の素材を異なるトラックに、重ならないように配置して、シークバーを動かせばそれぞれがどういう素材かをすぐ確認できる状態にしながら編集していました。

文章で説明しづらいので、このやり方を真似するかはお任せしますが、少なくとも大量の素材を扱う際にはそれぞれが何の素材かすぐわかる状態にしておく工夫が必要です。

例えば撮影時に被写体をレンズに収めてからカメラを回し始めるのは基本です。画を動かさないのであればなおさら重要です。そうすれば編集画面で読み込んだ時に、サムネイルを見ただけで何を撮影した映像かわかります。

読み込んだあとで映像を確認する際に、映像の内容を簡潔にタイトルにしてしまうのも手です。あとで必要になった時に、Premiere内で検索できます。役者をアルファベットに置き換えて「A_顔アップ」みたいなタイトルにしておけば、「A」や「アップ」の画が必要になった時にそのまま検索できますね。

画像を見ると僕はタイトル分けをしていませんが、してるものもあるんです。本当です。信じてください。

さいごに

拙い文章ですみません。わかりにくい部分も多いかと思いますが、何かの参考になればと思います。
今後も編集に関して伝えられることがあればこのブログに書いていきます。
よろしくお願いいたします。

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